相模湾にキハダがやってきた？

早速、釣行予定を立てるためネットを検索していると佐島つね丸のホームページに10kg前後のキメジの写真を発見して、ワラサではなくメジ、カツオ船というのに乗ってみようと思った、とにかく今まで釣った事のない、デカイ魚なら何でもよかったのだ、今思えば、2007年といえば、大型のキハダマグロが始めて相模湾に回遊してきた年だ。しかし当時は、現在のような釣方は確立されておらず、カツオ釣りの延長線に過ぎなかったと思う。無論、私のそれも電動3000番に6号300mといった平凡な物だし、同行した父なんて14、5年前に買ったであろう、インターラインのイカ竿と電動丸3000番だった。
結果は惨敗…コマセで魚を釣るという自分のイメージとはかけ離れた世界がそこにはあった、戦場のような船内、高速で投入と移動を繰り返し、まともに針にオキアミを刺すことさえままならない。おまけに10月も半ばを過ぎているというのにジーパンにスニーカーという出で立ちであったため全身ずぶ濡れという悲惨なものであった。そんなふざけた二人であったが、よりによって父の竿にキメジらしきアタリ、何も出来ない状態で道糸が100m近くすっ飛んでいき最後は高切れしゲームオーバー、あの状況で、船中唯一のマグロであろうアタリを引き当てるのだから恐れいる。多分10kg前後のキメジだったと思うが、マグロの引きというもを目の当たりにして、自分の想像を遥かに超えたパワーに衝撃を受けた。
2011年 6kgのキメジを獲って、ご満悦の父

開幕まで、あと14日...