きっかけはビシアジだった

２００７年の夏、突然父に誘われ久々に走水の広川丸に乗ってビシアジ釣りに行った。むろん道具などはなく、実家の物置にあった小学生当時、お年玉で買ったnftのカーボンロッドとダイワのカウンター付き両軸リールを引っ張り出し十数年ぶりの釣行となった。
その当時、我が家には小さなプレジャーボートがあり、アジやメバル釣りなどに没頭し、小遣い、誕生日、クリスマス、お年玉、すべて釣り具につぎ込んでいた。小学生が釣具屋に一人で来て船釣り道具をこつこつ買っていたのだから、さぞ店員さんも不思議に思ったかもしれない。そんなことがきっかけで、また船釣りを始めてみようかなと思い都内の大きめの釣具屋に行くとワラサと札の付いたロッドが沢山ならんでいる、しかも無垢竿とあり、手に取って振ってみると独特のしなり、なんだかペンナン、ペナンとさせているだけでやみつきになる、またＣＤROMのようにキラキラ光り輝いていて、一瞬で虜になった、このロッドを買ってワラサ釣りに行こう！昔から釣りは好きだったが未だかつて、５ｋｇを超えるような魚は釣ったことはなかった...
その時に買ったロッド、キャプテンＡクラフト・オールソリッドライト2000s

これだ。グラス無垢竿？その時はよくわからなかった、安い、重い→グラス　高い、軽い→カーボンとまあ、そんな程度の認識だったから仕方ない。
あとはこの竿にあうリールと思い店内を物色したがいまいちぴんとこなかったので、自宅に帰っていろいろと調べる、するとシルバーカラーのメッキボディーをした電動丸３０００ｘｈを発見、これならロッドとの色合いもバッチリだと納得するも、すでに廃番だったので、オークションにて購入した。

とまあロッドとリールのカラーをうまく合わせることが楽しくて仕方なかった。
開幕まであと１5日...